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2006/02/18

批評掲示板の功罪。(WiNDy ALTIUM ALCADIA X-2ケースについて)

くるまこのみさんの記事を読んで、ふと思ったこと。その記事のW41CAの、価格.comの該当ページリンクではどっちかというと反対派の意見が多いようで。これを読んで、私のセカンドPCの更新No.2で紹介したWiNDy ALTIUM ALCADIA X-2掲示板もあんまり芳しくない。ついでに、星野金属工業の社長ブログもリンク。

製品を購入して最初から不具合を発生してしまった場合、そんな商品をつかまされた人には同情しますが。しかし、その商品1個を持ってしてその製品全てを否定してしまう様な記事を発言してしまうのはどうかとは思う。別段価格.comに限った話ではなく、インターネットが普及する前のパソコン通信時代の掲示板や、雑誌の投稿もそういう傾向はありましたが。製品は良くて当たり前で、良い評価を公表する人は少なく、悪い評価を出す人ばかりが投稿するので、結果として悪い評価ばかりが先行してしまう。

先のW41CAはその製品単体の初期不良の可能性も否定できませんが、WiNDy ALTIUM  ALCADIA X-2の方は、購入者のセットアップ能力の優劣による物ではないかと思う。ごく一般のPCケースは、かなり単純な構造で使用者の機械類を取り扱うセンスは大して要求する物ではないけども、言っては何ですがWiNDy ALCADIA Xシリーズはかなり使用者のセンスの善し悪しが露呈してしまう製品だと思う。そもそも、PCケースは単体では完成品であったとしても、パソコンとしては未だ構成部品の一つでしかなく、パソコン完成品にしたときの不具合はケースの性能ではなく、くみ上げた本人の技量が問題にされるべき。

なんと言ってもALCADIA Xシリーズはネジが多い。その殆どはドライバーを必要としないタイプになってるとはいえ、雌ねじ側がアルミ板に直接ネジを切ってる物なので、ネジ締めする力が強すぎれば簡単にネジ山が馬鹿になってしまうし、それを恐れて緩すぎれば、アルミの利点である熱伝導が生きてこない。 また、複数のネジを使って取り付ける場合、1カ所だけを先に締め付けてしまうと、製品取り付けにゆがみが発生して、熱伝導不良による冷却不良ばかりか、ビビリ音発生など他のトラブルを発生させる要因になる。


機械関係取り扱いを専業とする人ならば知識以前の当たり前の事だけど、ネジ締めの手順や工具の選択などは極めて当たり前のことが、機械関係ではない職種の人の作業では全く知られて居らず、ネジなど締まれば良いんだとプラスネジを強引にマイナスドライバーで締めるなど目の当たりにすることがある。知人で、電気系メーカー勤務でいっぱしの技術者(主任級)が居るけど、自宅でプラスネジやヘキサゴンスクリューをマイナスやノミ(木材のほぞを加工する切削工具)で強引に扱っていたのにびっくりしたことも。プラスネジは形状のみならず番数があるのも知られていないんだろうねぇ。そういうコトする人にとっては。工具すらまともに取り扱ってないひとならば、ネジを締める順番の管理もろくに行われていないことは想像に難くない。締結トルクもまともではないだろうし。

また、CPUにCPUクーラーを取り付けるときに、熱伝導グリスを塗って貼り合わせるという作業があるが、この作業をどれだけの人が神経を使って行っているかもはなはだ疑問。熱伝導グリス自体は、その名の通り極めて熱伝導性が良い素材なのだけど、貼り合わせるときに気泡が入ってしまうと作業そのものが台無しになってしまう。気泡は熱伝導性グリスに比べれば数倍否数十倍のレベルの断熱材として機能してしまう。だから、グリスを塗るのは良いけど、そのグリス表面を均さずに、そしてクーラーを無神経にあわせただけだと、途中に気泡を残してしまって何のためにクーラーを付けてるのか判らなくなる。貼り合わせるときに気泡を入れないようにするのは大変な作業だと、一般の人々は知らないのであろう。 「空冷では冷えない。水冷なら良い」などと言ってる人も多いけど、きちんと貼り合わせできてるんですか?と問いたい事も多々ある。

クルマのサイドガラスやリヤガラスに貼るウインドフィルム、これを気泡無く貼り合わせられるのは余程のベテランでないとムリなのだけど、CPUとCPUkクーラーのような金属素材同士の貼り合わせならば、もっと難しくなる。なにより、気泡が挟まっているか否かは、見えないのだから。

ある意味、WiNDy ALTIUM ALCADIA Xシリーズは一般の人々向けに販売するのは、少々ムリがあったのではないかと思う。ケースとしては完成品でも、パソコンとしてはケースは一つの部品でしかない。星野金属工業の社長のブログでは、Xシリーズはやたらにバッシングされたと述べているけど、完全にパソコンの完成品として販売しない限り、そりゃ当然だったかもしれないとは、小生がX-2を運用して正直に思ったことではある。

なお、小生のX-2だが、使用しているCPUが最新鋭ではない(Athlon Xp3000+)けど、ケース内システム温度が摂氏27度以下、CPU温度は摂氏40度以下という好成績で稼働してる。分散コンピューティングのUDが稼働してるのでCPU稼働率は常に100%。室内気温は、穏やかな日の光を受けて、現在摂氏18度。

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追記。前述の、電気系技師の知人だけど、流石に電気関係の知識はたいした物であると同時にそっち方面の技量はプロなんだろうとは思う。以前彼の目の前で、小生が作業していたときに、オシロやDMM、果ては半田ごての取り扱いがメチャクチャで基本がなってないと、お叱りを受けたことがある。

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